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前身となるちくま1000「本」ノックを引き継いで
2022年1月より始まった
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未知の本との出会い、積読本の掘り起こしや
愛読書再読のきっかけとなりますように。
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0887「本」目までのバックナンバーはコチラ
0001-0100
0001
学芸文庫
読書、歩行、職場での隠れ作業。それらは押しつけられた秩序に抗う無名の者の技芸である。近代の知から見落とされた日常的実践とはどんなものか。[解説]今村仁司、渡辺優
0002
単行本
万人の自由のために、魂の自由のために。君が大人になるための勇気と装置をもて!教養への道は落とし穴がいっぱい。果てしなく続くこのアブナイ道をどう歩き始めればいいのか?教養をめざし身につけるのに役立つ全てを伝える入門講義。
0003
ちくま文庫
自分のために、次世代のために―。「本を読む」意味をいまだからこそ考えたい。読書が苦手、活字に疲れた―そんな本音にもあたたかに寄り添う、珠玉の読書エッセイ。本はあなたを孤独にしない。[解説]池澤春菜
0004
学芸文庫
「芸術はとにかく実行なのです」。西欧文学史に通暁し、自らの作品においては常に事物を明晰に観じ、幅広いテーマの名作を描き続けた著者が、実践的な小説作法の要諦を論じ尽くした名著。[解説]中条省平
0005
プリマー新書
「みんなそうしてるよ」「ルールだからしかたない」「先生がいってるんだから」理不尽な出来事に見てみぬふりをしていませんか?この発想がいかに危険なものなのか、政治、思想、歴史から解明。
0006
ちくま文庫
あなた、やっぱり処女なんでしょ―。「少女小説家」は嘲笑された。女としてただ社会に在るだけで四方八方から襲い来る違和感を、まっすぐに、そして鮮やかに描いた不朽のエッセイ。[解説]町田そのこ
0007
ちくま新書
親の学歴や居住地域など本人にはどうしようもない「生まれ」によって子どもの学歴・未来は大きく変わる。本書は就学前から高校まで教育格差の実態を圧倒的なデータ量で検証し、採るべき対策を提案する。
0008
単行本
「正常/異常」に線引きする色覚検査が復活したのはなぜ?取材・調査をへてみえた新しい地平。「色」に関心のある全ての人、必読!先端科学の色覚観に迫る比類なきノンフィクション。
0009
学芸文庫
「物質」など存在しない―。様々な批判にさらされながらも、ヒュームやカント、ドイツ観念論など後の哲学思想に多大な影響を与えた経験論哲学者の主著。透徹した論理にひめられた核心が明らかに。
0010
単行本
1753年に創設された世界最古の国立博物館・大英博物館の全所蔵部門が総力を結集。膨大なコレクションの中から人類の遺産100点で世界200万年の歩みをたどる壮大な展覧会公式カタログ。名品を細部までじっくり。
0011
学芸文庫
ローマが倒れる時、世界もまた倒れるといわれた強大な帝国はなぜ滅亡したのか。この問いに対する不朽の解答。1世紀から15世紀までの大歴史書の完訳。
0012
ちくま文庫
奴隷の選び方から反乱を抑える方法まで、古代ローマ貴族が現代人に向けて平易に解説。現代日本の問題が見えてくる、知的エンターテインメント。[解説]栗原康
0013
学芸文庫
「私は、あるいは草木の精ではないかと自分で自分を疑います」―植物へのあふれる愛情を背景に綴った、碩学晩年の愉しい随筆集。その眼差しは学問知識にとどまらず、植物を社会に生かす道へと広がる。
0014
ちくま文庫
稲垣足穂のMoon Ridersの幻影、中井英夫の月蝕領主の狂気、瀬戸内寂聴が見た湖の月、川上弘美が思い浮かべる「柔らかい月」…ロマンティックに残酷に。思わず空を見上げてしまう珠玉の43篇。
0015
ちくま新書
『承久の乱』『応仁の乱』など重要な戦乱をめぐる最新研究成果。武士の世の幕開けを告げた保元・平治の乱から文禄・慶長の役まで武士による戦乱史を一望に収める。戦乱を切り口とした中世の通史・政治史。
0016
ちくま文庫
生物種の99.9%が絶滅する。生物の歴史は「理不尽」な遍歴をたどってきた。科学者の論争を整理し、俗説を覆し、進化論の核心を示す。科学と人文知を結ぶ現代の名著。[解説]養老孟司
0017
学芸文庫
なぜ最悪の事態を想定せず大惨事は繰り返すのか。経済か予防かの対立はいかに退けられるか。認識の根源を問い抜本的転換を迫る警世の書。
0018
学芸文庫
百姓=農民という既成概念を根底から覆し海民が活躍した、まったく新たな日本社会像を鮮烈に甦らせた網野歴史学の記念碑的名著。史料を駆使してその豊かな世界を掘りおこす。[解説]佐々木高明
0019
筑摩選書
ガイドブックより深く知りたい人のために!歴史、言葉、神様、建築、映画、台北などの町々…読めば様々なことがわかる。台湾でも活躍する作家が語るこの島と人の昨日・今日・明日の物語!
0020
単行本
譜面に刻み込まれた十字架の形象。受難和音や栄光音型から浮かび上がるキリストの苦難の真の意味―18世紀ドイツの神学的背景に迫るテキスト研究と、音楽の襞に分け入る緻密な楽曲分析から、名曲に秘められた謎を読み解く渾身の遺作。
0021
学芸文庫
11~12世紀にかけ西欧では聖職者任命を巡り教俗両権の間に巨大な争いが起きた。“カノッサの屈辱”で頂点に達し“ヴォルムスの協約”をもって終結するこの出来事を詳述した中世史の基本文献。
0022
単行本
李孝石文学賞、黄順元文学賞受賞作収録。奇想天外なSF、現実的で抒情的な作品など9篇のA。ユーモラスなホラー。詩情溢れるドラマ的作品、青春小説など8篇のB。全作品が名作・傑作!驚嘆の作品集。
0023
ちくま文庫
都市に“トマソン”という幽霊が出る!?街歩きに新しい楽しみを、表現の世界に新しい衝撃を与えた“超芸術トマソン”の全貌が明らかに。地球上の意識史に残る記念碑!新発見珍物件を増補した決定版。[解説]藤森照信
0024
学芸文庫
正岡子規に「下手な歌よみ」と痛罵された貫之。この評価は正当なものだったのか。詩人の感性と論理的実証によってイメージを覆し新たな貫之像を創出。貫之の復権を成さしめた画期的歌人論。読売文学賞受賞。[解説]堀江敏幸
0025
ちくま新書
ここ数年の怒涛の展開。日本も世界も「思いつき」で進んではいないか?世の中に起きた日常の変化から世界的な事象までを見渡した時評集。橋本治、最後の時代診断。
0026
単行本
ユーモアに溢れ、風刺が効きつつもアットホーム…。『サザエさん』が国民的人気マンガとして愛されるようになった裏には、母と三姉妹の物語があった!
0027
ちくま文庫
武器・食糧運び、馬の世話、戦が始まれば最前線で敵と向き合う。そんな戦場の現場人の役割ごとの声を収録し多くの武士が戦場心得の参考とした古典をわかりやすい現代語訳とリアルな挿画で贈る。[解説]池内紀
0028
学芸文庫
未だ多くの謎に包まれた古琉球王国。成立の秘密や壮大な交易ルートにより花開いた独特の文化を探り悲劇と栄光の歴史ドラマに迫る。名称の本来の意味を復権させた歴史的名著。[解説]与那原恵
0029
ちくま新書
私たちの人生を大きく左右する「運」。この運が主に倫理学の歴史のなかでどう扱われ、どのように肯定や否定をされてきたのか、古代ギリシアから現代に至る人々の思索の軌跡を追う。
0030
学芸文庫
相手を納得させるには5つの「型」を押さえればいい。豊富な実例と確かな修辞学的知見をもとに議論に欠かせぬ技術の使い方とそれに対する反論の仕方といった身につけておくべきイロハを伝授。
0031
学芸文庫
ゼウス神へ献ずる宗教儀礼=オリンピア祭はいかにして始まりそこでの競技とはどのようなものであったのか。遺跡の概要から競技精神の盛衰まで綿密な考証と卓抜な筆致で迫った名著。[解説]橋場弦
0032
ちくま新書
流されてしまえば忘れられてしまうウンコ。過去には農業の肥料として重宝されたり反対に伝染病の元として忌避されたり。ウンコの視点から環境、経済、世界を見渡す。
0033
ちくま文庫
市井の人々が起こした歪んだ事件、予想を裏切る驚愕の結末の連続はあなたを奈落に突き落とす。昭和の名手の妙技を堪能できる、文庫オリジナルの短篇傑作選。
0034
ちくま文庫
名古屋中村遊廓跡で出くわした建物取壊し。その場にあった家財道具を手掛かりに遊廓の実像を求め多くの人から聞取りを始める。女たちの隠された歴史が問いかけるものとは。読書史上に残る名著。[解説]井上理津子
0035
ちくま新書
冷戦後、弱小国となったロシアはなぜ覇権を誇示し続けられるのか。NATO、旧ソ連諸国、中国、米国を向こうに回し、宇宙、ドローン、サイバー攻撃などを駆使する「新しい戦争」を読み解き、未来の世界情勢を占う。
0036
ちくま文庫
60年代末に多くの名作・実験作を生み、マンガ界に革命を起こした伝説の雑誌『COM』は作者と読者が垣根を越えてマンガと向き合う場だった。上巻は創刊より3年間、下巻は円熟期から休刊号までをクロニクルで綴る。
0037
単行本
近未来の、とある寒い星。〈家読み〉のシガは逃亡クローンのナガノと出会う。ひとりでも生きられる、ふたりならもっと生きられる。独特の感性で注目の歌人・小説家が放つ異世界紀行譚。装画・本文挿絵:カシワイ
0038
学芸文庫
古代日本においては、征服した部族が征服された側の神話を取り込んだ。そうして出来上がったのが天皇家の神話、記紀神話である。創り上げられた神話を解体し、その原初の姿を取り出した画期的研究。[解説]金沢英之
0039
単行本
哲学史上、不朽の名著とされるカント『純粋理性批判』。ドイツ本国を中心とした研究の進展による新資料の発掘、そして厳密なテキストクリティーク。訳者が畢生の仕事として残した全面新訳。
0040
ちくま新書
明治政府の政策で江戸時代の名前は大混乱の末に破綻。更に場当たり的対応の結果氏名が爆発的に誕生し…。気鋭の研究者が約150年前の「氏名」誕生の歴史から知られざる悲喜劇を活写する。
0041
プリマー新書
今も昔も恋の悩みは同じ。告白されてもすぐに好きって言っちゃいけない?切ない恋にあっさり死んじゃう?複数の妻に通い婚?老いも若きも波瀾万丈、深くて切ない平安文学案内。入試にも人生にも。
0042
学芸文庫
欧米の外圧に単なる開国や攘夷ではなく儒学的理想である仁政を基に政策を立案し遂行しようとした幕末最大の思想家横井小楠。坂本龍馬や高杉晋作などに影響を与え明治日本の礎となったその思想と生涯を描き切った決定版。
0043
筑摩選書
謎の覆面部隊、撃墜された民間航空機…。ロシアの狙いは何か。権力中枢に迫り破壊された街に潜入して戦闘員と市民の声を聞く。激動のロシア情勢を現場取材から追う力作。
0044
ちくま文庫
明治という時代を生きた孤高の文豪が残した足跡。初めて触れる方から読み直したい方まで、全世代に贈るベストセレクション。文字をゆったり組み、ルビも充実。該当頁で参照できる小口注付。[解説]安野光雅
0045
学芸文庫
「蕩尽」こそ人間の生の本来的目的である!20世紀を代表し、後の思想界を震撼させたバタイユの主著。第一人者による45年ぶり新訳。先駆的重要論文「消費の概念」収録。
0046
学芸文庫
名高い「理論物理学教程<大教程>」にランダウが構想した入門篇があった!よみがえった幻の名著。[解説]山本義隆
0047
学芸文庫
稀代の作曲家が遺した珠玉の言葉。名曲『ノヴェンバー・ステップス』誕生秘話などの自作品の解説や、愛した音楽・映画評、随想、自作の小説などを網羅。武満の創造の深遠を窺える一冊。
0048
ちくま文庫
東アジアの国名表記にメスを入れ外交にも影響を与えたと言われる伝説のエッセイ「『支那』はわるいことばだろうか」を始め全ての本好きに捧げる名篇を収めた代表作。第11回講談社エッセイ賞受賞。
0049
ちくま文庫
あの猫たちが日頃思っていること、思わずつぶやいてしまったことが詩となって人間に語りかけてくる!『猫語の教科書』姉妹篇、今度は猫による詩集(写真付き)。[解説]大島弓子、角田光代
0050
単行本
なぜ天皇はかくも大きな存在になったのか。宗教学の大家が近代日本において天皇崇敬が促された経緯を辿り神聖天皇が社会に浸透していく過程を読み解く。この国で生きるなら知っておきたい歴史がここにある。
0051
単行本
きめこまかな肌、物言いたげな唇、澄んだ瞳、透き通る繊細な指先―。どこまでも美しさと愛らしさを追究したラブドール。リアルと夢を生きる魅力的な彼女たちのすべてを見せる公式写真集。
0052
学芸文庫
塔によって触発される表徴を次々に展開させることで、その創造力を自在に操る、バルト独自の構造主義的思考の原形。解説・貴重図版多数併載。
0053
プリマー新書
「抜いても抜いても生えてくる、粘り強くてしぶとい」というイメージのある雑草だが、実はとても弱い植物だ。その弱さを克服するためにとった緻密な生存戦略とは?
0054
筑摩選書
フェイクニュースが飛び交い、かつてない速さで記憶が書き換えられていく現代社会。変容し続ける情報環境のなかで、自分の記憶をよりよく世話するには何が必要か。コンピュータ活用法など創見に満ちた知的悦楽の書!
0055
学芸文庫
民主主義社会で科学技術を扱うためのリテラシーを問う。パトリオット・ミサイル、原発、エイズなど7つの事例から本質を科学社会的に繙く。
0056
ちくま新書
明治の神道国教化により起こり、「寺院・仏像を破壊する熱狂的民衆」というイメージが流布する廃仏毀釈。実際はどんなものだったのか。人々にためらいはなかったのか。各地の記録から読みとく。
0057
ちくま新書
一時保護所は虐待を受けたり家庭内で問題を起こした子らが一時的に保護される施設。自ら住み込み100人以上にインタビュー。現状と課題を浮かび上がらせ一方的でない解決策を探る。
0058
単行本
90年代東京、沈没家族という共同保育の試みがあり僕は沢山の大人に囲まれて育った。みんなは今、僕を見てどう思う?大人になった僕はかつての保育人たちに出会いなおしていく。家族をめぐる、ちょっと変わった旅の記録。
0059
ちくま新書
仕事、勉強、恋愛、ダイエット…。できない、守れないのは意志や能力の問題じゃない。その理由を行動分析学の理論で推理し、行動を変えながら突き止める「じぶん実験」によって解決できます。
0060
ちくま文庫
戦前は武装共産党指導者、転向後は昭和天皇への直言や共産勢力との対決、国際石油戦争に関わる等激動の時代を侍の末裔としての自負に支えられ生き抜いた男の「夢と真実」。これぞ昭和裏面史。
0061
ちくま文庫
澁澤龍彦の最初の夫人であり神聖不可侵な少女との対話を続けた矢川澄子。幼い日々、思い出の人々、高原暮らし、少女‐反少女論、文学論などのテーマで織り上げる、珠玉のアンソロジー。
0062
学芸文庫
近代文明こそホロコーストの必要条件であった―。近代的諸要素が暴力を独占し、社会的制約を受けない権力のもとで結びついたときホロコーストは可能となる。バウマンの主著。
0063
単行本
女性たちは立ち上がる。「次の人」のために。『82年生まれ、キム・ジヨン』著者の次作短編集。セクハラにあった女性が闘い続ける理由は?地下2階に住む女子生徒の悩みとは?胸を打つ28編。[解説]成川彩
0064
ちくま文庫
テレビに出れば泥酔して共演者を怒らせ、朗読会を開けば聴衆に罵られ、ホテルで騒いで叱られる。毎日が二日酔い。伝説的カルト作家のヨーロッパ珍道中。[解説]佐渡島康平
0065
学芸文庫
核兵器・原子力発電という「絶対悪」を生み出した科学技術への無批判な信奉を、思想家の立場からきびしく問い思索を進めていく。二十世紀を代表する批評家絶筆の警世の書。[解説]島薗進
0066
ちくま文庫
友人に押し配りしていた手書きマンガのフリーペーパーがまさかの文庫化!仙台での日常を描く独特のゆるふわ感はクセになる。東日本大震災直後の生活「ゆらゆら日記」、伊坂幸太郎氏との対談収録。[解説]南陀楼綾繁
0067
学芸文庫
「普通」とは人が生きる上で拠りどころとなるもの。それが今見えなくなった。一体「普通」はどこにあるのか?この社会の「いま」と哲学的思考とが切り結ばれる珠玉のエッセイ集。[解説]苅部直
0068
ちくま文庫
「戦争は 人間を悪魔にする」(「敗走記」より)。太平洋戦争という巨大な人間ドラマの中で、それぞれの役を演じざるをえなかった人々の哀しみを、好戦・反戦をこえて、冷静なタッチで捉えた傑作戦記漫画集。全七篇。
0069
ちくま文庫
台湾の名家を背負った父と国際結婚に踏み切った母。そこに生まれた筆者と仲良しの妹。四人で暮らした思い出の実家を取り壊す時、沢山の記憶が詰まった「箱」が見つかった。二つの故郷の絆を結ぶ傑作エッセイ。[解説]中江有里
0070
学芸文庫
ハイデガーの「共存在」を換骨奪胎し、バタイユの共同体の試みやデュラスの愛の作品の意味を問い、「共同体の企て」やその政治化の厄々しい倒錯を照らし出す、思想的遺言ともいうべき書。
0071
ちくま新書
時に暴力を伴う政治体制変更。地政学的対立とポピュリズムに翻弄されたソ連崩壊後の激動の30年を大統領・議会・首相の関係から読解。
0072
プリマー新書
いつの世も、風が吹けば桶屋が儲かる。そのカラクリにさえ気が付けば経済はとても面白い。古今東西の物語をまくらにしながら経済の根本原理と地球経済の「今」を大胆・明快に描く、超入門・グローバル経済。
0073
単行本
映画「007」のモデルとなった情報機関、通称MI6。設立100年、全機密資料の閲覧が許可された。潜入から破壊、盗聴、誘惑…情報戦のなまなましい全貌が明らかになった初の正史。
0074
ちくま新書
国際法とは何か。弱肉強食の「国際社会」という不条理の世界で、法はどう働くのか。そうした「生きた国際法」を誰にでもわかる形で、国際法の第一人者が解説。グローバル時代を生きるすべての現代人にとって必読必携の書。
0075
学芸文庫
集団の狂気、或いは集団形成の核に存在する特異な人格的威力「カリスマ」という概念を包括的に考察した稀有の書。ヒトラー、チャールズ・マンソンらを実例として分析の俎上に載せる。【解説】大田俊寛
0076
ちくま文庫
アメリカで黒人女性はどのように差別と闘い生きてきたか。困難に遭いながら仕事をし、考え、話し合い、笑い、生き延びてきた女性達の話に耳をすまし書きとめる。【解説】斎藤真理子
0077
筑摩選書
日本が水の豊かな国というのは幻想にすぎない。水を養うはずの森は、驚くほど深刻な事態が進行している。一体何が起こっているのか。五十年百年先を見すえて挑む、森林再生プロジェクト。
0078
学芸文庫
祝祭、漫画、シンボル、デモ、新聞など政治の視覚化は大衆の感情をどのように動員したか。ヒトラーが深く学んだプロパガンダを読み解く「メディア史」の出発点。
0079
学芸文庫
脳の振る舞いを数学で記述することは可能か?現代のコンピューターの生みの親でもある天才数学者が脳のしくみを考察した、最晩年の著書。“脳の言語”の可能性を指摘する。【解説】野﨑昭弘
0080
学芸文庫
Aが直接働きかけずBをそうせざるをえない方へ進ませる力「構造的権力」という概念で国際関係を読み解き、見えざる覇権を可視化した歴史的名著。【解説】鈴木一人
0081
ちくま文庫
剣豪小説の大家として知られる柴錬が残した現代ミステリ短篇のオリジナル作品集。東京の裏社会、スパイ工作、連続猟奇殺人、禁断の愛―巧みなストーリーテリングと衝撃の結末で贈る“狂気”ほとばしる8篇。
0082
ちくま文庫
その儚い美しさによって数多の人間の心を奪い、古より繰り返し描かれ、求められ続けている「桜」という花―。妖しく咲き乱れる名華を厳選!百花繚乱、花吹雪舞う至高の怪談傑作選。【装画】紗久楽さわ
0083
学芸文庫
不変の価値観のもと近代化や戦争で愛した世界がなくなってしまっても「ほんとう」の人間の営みが再び湧き起こってくるのを東京の片隅で見守っていた吉田健一が、静かに、時に饒舌につぶやく百篇。【解説】四方田犬彦
0084
ちくま文庫
純文学作家・色川武大と雀聖・阿佐田哲也、二つの顔をもつ男の息を飲むような気迫溢れるエッセイ。突然眠り込む奇病に悩まされつつも鉄火場をくぐり抜けたその目は常に鋭い。【解説】木村紅美
0085
プリマー新書
日々、空気のように周りを囲んでいる情報群。その中から私たちは、何を、どのように選べばいいのか。情報の海で溺れず上手にわたりきるために大切なことを教える一冊。
0086
単行本
19世紀半ばに開国した近代日本にとって列強諸国との交渉は国運を左右した。国運を一身に背負い「言葉による戦争」を最前線で担った外交官が遺した日記や報告文、回想録を読み時代の肖像画を描き出す。
0087
学芸文庫
不利な状況での戦い方、同盟の有利な結び方、新兵器への対処方法、陰謀の防ぎ方…。権力がぶつかり合う壮大な歴史ドラマの中で磨き上げられたパワー・ポリティクス永遠の教科書。
0088
ちくま文庫
ひとりの力は小さなもの。けれども“味方”がいれば、仕事でも暮らしでも、新しい可能性が開けてくる。豊かな人生には欠かせない大切な味方の見つけ方と育て方を教える人生の手引書。【解説】水野仁輔
0089
ちくま文庫
昭和31年、週刊誌界は各誌が部数を争う戦国時代の様相を呈する。名編集者・トップ屋たちの才能と苦悩。週刊誌が一番熱かった時代の群像を貴重な証言とゴシップたっぷりに描く、傑作ノンフィクション。【解説】中田建夫
0090
プリマー新書
少し大人びた少年リツ君12歳。つむじ風食堂のテーブルで、出会う町の大人たちにきく。「仕事ってなんだろう?」。リツ君は何を思い、何を考えるか…。人気シリーズ「月舟町三部作」番外篇 書き下ろし小説。
0091
ちくま新書
孤立を避け資源を売りたいロシア。軍事技術が欲しい中国。米国一強の国際秩序への対抗…。だが中露蜜月の舞台裏では熾烈な主導権争いが。リバランスが進む激動の国際情勢を気鋭の国際政治学者が読み解く。
0092
ちくま新書
物事を現実とは異なるゆがんだかたちで認識してしまう現象、バイアス。それはなぜ起こるのか?日常のさまざまな場面で生じるバイアスを紹介し、致命的な影響を回避しつつうまく付き合う方法を紹介する画期的入門書。
0093
単行本
仕事、進路、人間関係…。尽きない悩みも、古代の賢人に学べば、みるみる氷解。不安をなくし、自分でできることを拡張するためのヒントに満ちた人生哲学の書!
0094
プリマー新書
決して生きやすいとは言えない現代、どんな境遇でも若者一人ひとりが自分らしく輝けるようにと切に願い、学生たちに体当たりで語った言葉を精選した新篇名講演集。
0095
ちくま新書
世界最古の木造建築物として有名な法隆寺は創建・再建の動機をはじめ多くの謎に包まれている。宗教建築を踏査してきた著者が回廊の構造や伽藍の配置などから古代世界を読み解く、空間的な出来事による「日本」発見。
0096
ちくま文庫
むずかしいことをやさしく…「日本のシェイクスピア」「言葉の魔術師」と評され多彩な執筆活動を続けた著者のエッセイから主に文学・人・ことば・演劇・笑い・家族について夫人が精選。【解説】佐藤優
0097
単行本
夫婦、友達、親子。私達の日常は奇跡のような出会いとすれ違いの積み重ねでできている。作家、詩人、作詞家として活躍する著者の19の短篇からなる初小説集。登場人物達の過去・現在・未来のどこかがかすかにクロスする。【挿絵】奈良美智
0098
ちくま新書
社会の隅々にまで浸透した「権力」の成り立ちを問い、常識的なものの見方に根底から揺さぶりをかけるフーコー。傑作『監獄の誕生』を糸口にその思考の強靭さと魅力をとらえる革命的入門書!
0099
ちくま文庫
信頼される話の聞き方、報告、説得、おわびの仕方からクレーム対応や人を動かす技術まで。社会人としての基礎が面白いほど腑に落ちて、一生通用するチカラになる。
0100
ちくま文庫
人々はなぜ喫茶店に引き寄せられたのか。その空間に流れる時間は作家・芸術家にとっても文学や美術誕生の場となった。コーヒーや茶の歴史、喫茶店の変遷を追う異色の文化史。【解説】内堀弘