文・構成=黒沢永紀 写真=酒井 透/黒沢永紀

文・構成=黒沢永紀 写真=酒井 透/黒沢永紀

奇跡の海上都市・軍艦島と、新秘境・池島この2島がいま熱い!話題沸騰! 参加者満足度150%のワンデイツアーを書籍化!

世界遺産の登録で長崎旅行の定番となった“軍艦島”

外海側に立ち並ぶ唯一無二の建築群は「すごい」の一言に尽きます。

しかし、倒壊が進む影響で観光上陸でも島の一部にしか立ち入ることができません。

一方、九州最後の炭鉱として21世紀まで操業した“池島炭鉱”

炭鉱施設から住宅棟まで炭鉱街のすべてが残されているこの島は、

坑道の中から島内の広範囲を見学することが可能です。

壮大な歴史を秘めた軍艦島と、貴重な炭鉱遺産をまるごと体感できる池島……

本書ではこの“2島巡り”を紙上再現し、軍艦島と池島の魅力を徹底解説!

他にも、非公開部分にまで迫った長崎世界遺産群の紹介や、ご当地グルメ案内、

世界新三大夜景に認定された煌めく夜景スポットに、インスタ映え必至の美しい撮影ポイント

なども収録された、盛りだくさんのリアルガイドです。

CONTENTS

1
軍艦島&池島ワンデイツアー
軍艦島&池島ワンデイツアー
軍艦島はすごいけれど、もっとすごい体験をしませんか?/軍艦島 早すぎた未来都市/池島 究極の炭鉱都市/GIワンデイツアーへ行こう/GIワンデイツアーの参加方法と船舶紹介
2
体感! 新秘境 池島炭鉱跡
体感! 新秘境 池島炭鉱跡
池島巡りは港から/港に横たわる巨大重機群/ヴェールに包まれた石炭生産工場の全貌/港地区のみどころ/フォトジェニックな発電所/発電所の中はこうなっている/歓楽街を歩く/炭鉱のシンボル 立坑櫓/多くの家族で賑わった炭鉱住宅エリア/【コラム】お昼ご飯は炭鉱の味/島内を自由に散策/国内唯一のヴァーチャル坑道見学/水没した海底坑道〜海底の大工場と呼ばれた地底坑道/探険! 蟇島〜池島の命運を担った姉妹島/池島に泊まろう! /【コラム】池島の思ひ出 森山ガイドに聞く
3
軍艦島周遊を満喫する
軍艦島周遊を満喫する
島内最大の建築〜65号棟/日給社宅 日本の原風景/30号棟 ニッポンのマンションの原点/31号棟 軍艦島にもあった遊廓/昭和のタイムカプセル/軍艦島最大の世界遺産/国内初の海底水道/国内初の上陸桟橋/わずかに遺る炭鉱施設/船上からの撮影〜望遠レンズが効果的 /【コラム】軍艦島の世界遺産、天川の擁壁を市内で探す
4
世界遺産三昧の船旅
世界遺産三昧の船旅
長崎港は産業遺産の宝庫/三菱重工長崎造船所〜見学できない世界遺産〈ジャイアント・カンチレズー・クレーン、第三船渠、占勝閣、史料館(旧木型場)〉/小菅修船場跡〜「ソロズン」をみんな勘違い/ 【コーナー】女神大橋と軍艦島/旧グラバー住宅〜ニッポンの近代化はココから/大浦天主堂は軍艦島のオーナーが建造!?/国際海底電線小ヶ倉陸揚庫〜おしくも世界遺産に落選/横島〜幻の水没炭鉱/北渓井坑〜ガッカリ観光地は近代化の原点/中ノ島〜元祖!? 軍艦島/【コラム】長崎の鍊瓦は蒟蒻!?
5
特集『徹底比較! 軍艦島vs池島』
特集『徹底比較! 軍艦島vs池島』
池島の面積/池島と軍艦島/人口と人口密度/炭鉱の操業/採炭/石炭の生産/坑内の移動/炭鉱アパート/居室/水/黒歴史
6
軍艦島デジタルミュージアム 〜進化し続ける体感パーク
軍艦島デジタルミュージアム<br />〜進化し続ける体感パーク
軍艦島デジタルミュージアム/軍艦島のゆるキャラ ガンショーくん
7
長崎の食 お薦めガイド
長崎の食 お薦めガイド
意外と奥深いご当地グルメNo.1!〜チャンポンと皿うどん/和華蘭の真髄〜卓袱料理/赤身を食ベない長崎〜長崎の魚介料理/大人様ランチ!/トルコライスって何?/変わりカレー対決/長崎のソウルフード〜一口餃子/呑みのシメに調理パン!?〜サラダパン/長崎スウィーツはやっぱりカステラ!/懐かしいおいしさ〜長崎のショートケーキ/【コラム】軍艦島出身の大将の店で寿司をいただく
8
世界新三大夜景 長崎の煌めく星々
特集『徹底比較! 軍艦島vs池島』
鍋冠山/稲佐山/大波止
9
インスタ映え必至! 長崎撮影スポット集
赤寺を撮ろう/キリスト教関連施設を撮ろう/街を撮ろう/ 【コーナー】「思案橋と思切橋」

内容見本

軍艦島(P.8-9/14-15)

池島(P.10-11/16-17)

内容見本 1
内容見本 2
内容見本 3
内容見本 4
内容見本 5
内容見本 6

著者紹介

黒沢永紀(くろさわ・ひさき)

黒沢永紀(くろさわ・ひさき)

音楽家/長崎市長崎伝習所塾長/オープロジェクトメンバー。2002年に訪れた軍艦島に感銘を受け、軍艦島伝道師の道を決意。2017年に上梓した『池島全景』(三才ブックス)をきっかけに、GIツアーを企画し、自ら現地ガイドも行っている。著書に『軍艦島全景』(三才ブックス)、『軍艦島入門』(実業之日本社)、『東京ディープツアー』(毎日新聞出版)などがある。

酒井 透(さかい・とおる)

酒井 透(さかい・とおる)

秘境・不思議スポット探険家/写真家。1986年から5年間、写真週刊誌「FOCUS」(新潮社)編集部カメラマン。逮捕直後の宮崎勤をスクープする。著書に『中国B級スポットおもしろ大全』(新潮社)、『未来世紀 軍艦島』(ミリオン出版)、『軍艦島に行く』(笠倉出版社)、『ニッポンの不思議スポットTHE BEST』(ミリオン出版)などがある。
軍艦島 池島 長崎世界遺産の旅

軍艦島 池島
長崎世界遺産の旅

見る者の心を鷲摑みにする軍艦島と、
第二の軍艦島として世界から注目を集める池島。
その驚くべき海上都市の全てを、長崎世界遺産群とともにビジュアルで紹介!

文・構成=黒沢永紀 写真=酒井 透/黒沢永紀

ISBN:978-4-480-87901-1/定価:本体1800円+税 翔

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