芝木 好子(しばき・よしこ):1914-91年。生まれ育った東京下町への哀惜を託した文章で知られ、芸術と恋愛の相克に苦しむ女性の生き方を描いた小説に独自の境地を拓いた。戦後の女流文学を代表する作家の一人である。芸術院会員。文化功労者。主な著書に、『青果の市』(1941、芥川賞受賞)、『湯葉』(1960、女流文学者賞)がある。

芝木好子

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