1972年、イングランド生まれ。ケンブリッジ大学で社会人類学を学び、LSEで国際関係論の博?m号を取得。1998年、『キング・ラット』でデビュー。2009年刊行の『都市と都市』でアーサー・C・クラーク賞、ヒューゴー賞、ローカス賞など5冠に輝き、現代を代表するSF・ファンタジー作家としての地位を確立する。創作のかたわら、評論やエッセイも執筆し、近年では批評誌Salvageの編集に加わるなど幅広く活躍している。おもな長篇小説に、『ペルディード・ストリート・ステーション』『言語都市』などが、短篇集に『ジェイクをさがして』『爆発の三つの欠片』などがある。