芥川龍之介
( あくたがわ・りゅうのすけ )1892-1927年。東京の下町生まれ。幼いころより和漢の書に親しみ、怪異を好んだ。一高、東京帝大英文科にすすむ。在学中に書いた「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。しばらく教員生活をしたのちに創作に専念、第一創作集『羅生門』によって文壇の地位を確立。以後、王朝物、キリシタン物、開化物など、たえず新機軸につとめ、知的で清新な作風をつくりあげた。睡眠薬により自殺。
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「温泉だより」「湖南の扇」「カルメン」「玄鶴山房」「河童」「浅草公園」「古千屋」「冬」「手紙」「歯車」「闇中問笑」「或阿呆の一生」他15篇を収録。 <br /> 【解説: 臼井吉見 】
温泉だより
海のほとり
尼提
死後
湖南の扇
年末の一日
カルメン
三つのなぜ
春の夜
点鬼簿
悠々荘
彼
彼第二
玄鶴山房
蜃気楼
河童
誘惑
浅草公園
たね子の憂鬱
古千屋
冬
手紙
三つの窓
歯車
闇中問答
夢
或阿呆の一生
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