鈴木大拙
( すずき・だいせつ )1870-1966年。世界中の人々に影響を与えた仏教者。「大拙」は円覚寺に参禅し、師・釈宗演より授けられた居士号で、本名は貞太郎。1897年に渡米し、出版社にて禅思想の英訳本を刊行。1909年の帰国後も、大乗仏教を広く世界に発信した。『日本的霊性』、『禅』など著書多数。
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禅とは何か。悟りとは何か。禅の現代的意義とは?―今や、東洋だけにとどまらず世界的な関心のもとに見なおされている禅について、日本の誇る宗教家が、その真諦を平易かつ説得的に解き明かしつつ、ヨーロッパ世界へ向けて綴った英文論稿を新編集しておくる禅入門の名著。
第1章 禅
第2章 悟り
第3章 禅の意味
第4章 禅と仏教一般との関係
第5章 禅指導の実際的方法
第6章 実存主義・実用主義と禅
第7章 愛と力
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