吉田健一
( よしだ・けんいち )1912~1977年。東京生まれ。吉田茂元首相を父とし、幼少期を、イギリス、中国などで過ごす。ケンブリッジ大学に学び、帰国後、文筆生活に入る。ヴァレリー、ロレンス等の翻訳、および文芸評論の分野で活躍し、自身も珠玉のエッセイや小説を多数残した。
loading...
森の、海の、湖のどこかに、われわれがめったに出会うことのない未知の生物がいる。それは途方もない大昔からの生き残りかもしれないし、われわれがまだ見ぬ生物かもしれない。ネス湖の怪獣ネッシー、雪男、怪鳥ロック、マンモス、さらには消えた民族や大陸まで。古生物を実際に目撃した人の証言をもとに好奇心を限りなくかきたけてる「未知の世界」を追求した吉田健一のユニークな書。
1 ロッホ・ネスの怪物その他
2 マンモスは生きている
3 大きな魚
4 鳥
5 失われた民族
6 藻の海と密林
7 われわれに祖先が見た怪獣の群
8 巨人と竜
9 足跡
10 消えた大陸
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。