芥川龍之介
( あくたがわ・りゅうのすけ )1892-1927年。東京の下町生まれ。幼いころより和漢の書に親しみ、怪異を好んだ。一高、東京帝大英文科にすすむ。在学中に書いた「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。しばらく教員生活をしたのちに創作に専念、第一創作集『羅生門』によって文壇の地位を確立。以後、王朝物、キリシタン物、開化物など、たえず新機軸につとめ、知的で清新な作風をつくりあげた。睡眠薬により自殺。
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全評論を収載。―「侏儒の言葉」「西方の人」「芭蕉雑記」他29篇。
評論(短歌雑感
或悪傾向を排す
芸術その他
漢文漢詩の面白味
仏蘭西文学と僕
一批評家に答う
僻見
文部省の仮名遣改定案について
「私」小説論小見
「わたくし」小説に就いて
近松さんの本格小説
滝井君の作品に就いて
侏儒の言葉
文芸雑談
芝居漫談
今昔物語に就いて
文芸的な、余りに文芸的な
続文芸的な、余りに文芸的な
文壇小言
明治文芸に就いて
小説作法十則
10本の針
西方の人
続西方の人)
俳句論(発句発見
凡兆に就いて
芭蕉雑記
続芭蕉雑記)
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