ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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敗戦の衝撃に茫然自失する戦後世界をランニング・シャツにパンツ一枚で走りぬけた男―坂口安吾。彼は一時期“戦後”の象徴だった。「堕落論」「安吾巷談」などで戦後文壇をはなやかにいろどり、やがてアドルム中毒のすえ狂気に追いこまれていく…。孤独の人安吾を捨身で支え、看護し、さまざまの事件の後始末に奔走した妻の座から、愛と悲しみをもって描き切った異能の作家の回想記。
闇市にて
新生活
チャプスイの味
闘病記
かりの宿
生まれなかった子供
競輪事件前後
犬・ゴルフ・遠足
ついの棲家で
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