ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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993
円978-4-480-02488-6
0123
-5-1
1990/10/30
文庫判
496
頁ニーチェ、リルケ、フロイトを魅了し、その仕事に大きな影響を与えた女性ルー・サロメ。彼女の周囲には常にスキャンダルの噂がつきまとったが、決してひるむことはなかった。それよりも、聡明な男性と交際することに歓びを見出し、また多くの男たちが彼女の理知と人柄にひきつけられた。本書は、美しく知的で、自分に忠実に生きようとした女性ルー・サロメの生涯を伝える詳細な伝記である。
第1部 ロシアにおける少女時代(聖ペテルブルグのサロメ家
夢と現実のあいだ
神とギロート
聖ペテルブルグ チューリヒ ローマ)
第2部 鷲と蛇(風を撒く
モンテ・サクロの秘密
タウテンブルク牧歌
再会と別離
ツァラトゥストラ誕生)
第3部 野鴨の時代(レー「兄さん」
アンドレアス
自由への道
肉体の解放)
第4部 愛と詩(「わが妹、わが花嫁」
ロシアの神
悲劇的な罪
フロイトを待つ
悪魔祓い
ハインベルクの巫女)
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