ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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この世のはじまり、国土を成さない、くらげなす、あぶらなす原初から“くに”の生成に至るまで、古事記の筆者はそれをつぶさに見て来たという。読者を信じこませるにたるその雄渾な筆致の魔力。本邦最初の文学として生み落とされた千古の文体と、夷斎を名乗る作家との出会い。正確かつ奔放な訳業によって、難解な古典も親しい読み物として、今、生命を吹きかえす。
国うまる
死の国、生の国
スサノオなげく
天ノ石屋戸
出雲八重垣
稲羽のシロウサギ
シコオとスサノオ
神代恋歌
出雲の国つくり〔ほか〕
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