ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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「私の内面には、曖昧な不安が、だんだん増大しつつ定着していた。早晩必ず何事か異変が起こるにちがいない…。あたかもわれわれの前途に出現するべき禍禍しい何物かの確実な前触れとして…。」東堂太郎の抱く不安が内務班全体にも広がりはじめた頃を見はからうかのように、ついに“大事”が発生した。そして、その渦中に登場する冬木二等兵の謎めいた前身…。
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