ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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1,282
円978-4-480-02770-2
0197
-2-17
1993/08/24
文庫判
624
頁「だれもみな自己のことばかり。わしのことを考えてくれる者は誰一人いない」とマーティン老人はいう。しかし彼とて利己心の塊なのだ。ペックスニフは偽善者、保険金目当てに父を毒殺しようとする息子などチャズルウィット一族はみな筋金入りの利己主義者だ。これらがぶつかり合ってのさぎ、ぺてんの数々。一族をめぐる出来事を通してイギリス社会に遍在した利己心に筆を向けた、デイケンズの問題作。
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