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定価

1,602

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02807-5

Cコード

0197

整理番号

-5-7

1994/04/21

判型

文庫判

ページ数

0

解説

内容紹介

誇大妄想を抱いて生きる青年を描いた「黒衣の僧」、作者自身が最も好んだ「学生」他、円熟期の作品十三篇。

目次

大ヴォロージャと小ヴォロージャ
黒衣の僧
女の王国
ロスチャイルドのヴァイオリン
学生
国語の教師
地主屋敷で
園丁頭の話
三年
つれあい
白でこ坊
アリアードナ
殺人
頚にかけたアンナ
中二階のある家

著作者プロフィール

アントン・チェーホフ

( ちぇーほふ,あんとん )

19世紀末から20世紀初めにかけて活躍したロシアの代表的作家。ロシアの各層の人びとを広く、きめこまかに描いた多彩な小説は、時代を超えて世界中の人びとに愛され、そのドラマやヴォードヴィルは、世界の演劇界で今なお上演されつづけている。「シベリアの旅」「サハリン島」のドキュメント類も名高い。

松下裕

( まつした・ゆたか )

1930年生まれ。早稲田大学ロシア文学科卒業。著書に『チェーホフの光と影』『ロシアの十大作家』ほか、訳書に『チェーホフ全集』全12巻『チェーホフ・ユモレスカ』全3巻、『チェーホフ短篇集』ほか。

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