E.M.フォースター
( ふぉーすたー,E.M )E・M・フォースター(Edward Morgan Forster) 1879ー1970年。フォースターはヴィクトリア朝末期から二度の世界大戦を経て亡くなるまで、西欧的伝統を背景にした寛容と懐疑の精神のもとに生き抜いた。主な著書に『眺めのいい部屋』『ハワーズ・エンド』『インドへの道』などの小説のほか、その思想を反映した『民主主義に万歳二唱』などのエッセイ集がある。
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1,430
円978-4-480-02852-5
0197
-16-1
1994/04/21
文庫判
560
頁イギリス支配下のインドの小さな町を舞台に、インド人医師アジズと、フィールディングらイギリス人との交流と対立を描いて、東洋と西洋、支配民族と被支配民族がいかにして結びつくことができるかを問うフォースターの代表作。無実の罪に問われたアジズのその後は?デヴィッド・リーン監督により映画化され、いま異文化との摩擦、融和の問題に直面する現代日本で重要なテーマを提起する不朽の名作。
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