サマセット・モーム
( もーむ,さませっと )1874~1965。20世紀最大の作家。聖トマス病院医学校で医師免許を得た後、文学の道に転じる。青年の苦悩と自立を描いた自伝的小説『人間の絆』は教養小説の白眉。第一次大戦では、英国政府の密命をおびて戦時下のロシアに潜入、ケレンスキー内閣支援に奔命する。『お菓子とビール』、『コスモポリタンズ』など数々の長・短編小説の傑作を残す。
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1,100
円978-4-480-03002-3
0197
-12-2
1994/12/05
文庫判
384
頁舞台は、ヨーロッパ、アジアの両大陸から南島、横浜、神戸まで―。故国を去って異郷に住む“国際人”の日常にひそむ事件のかずかず。コスモポリタン誌に1924?29年に連載された珠玉の小品30篇。
素材
弁護士メイヒュー
隠者ハリー
幸福者
夢
異国の土
ランチ
漁夫の子サルヴァトーレ
生家
物識先生
家探し
困ったときの友
ある紳士の自画像
落ち行くさき
審判の座
蟻とキリギリス
フランス人ジョウ
傷痕のある男
詩人
ルイーズ
店じまい
約束
真珠の首飾り
物もらい
ストレート・フラッシュ
会堂守り
洗濯盥
社交意識
四人のオランダ人
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