サマセット・モーム
( もーむ,さませっと )1874~1965。20世紀最大の作家。聖トマス病院医学校で医師免許を得た後、文学の道に転じる。青年の苦悩と自立を描いた自伝的小説『人間の絆』は教養小説の白眉。第一次大戦では、英国政府の密命をおびて戦時下のロシアに潜入、ケレンスキー内閣支援に奔命する。『お菓子とビール』、『コスモポリタンズ』など数々の長・短編小説の傑作を残す。
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円978-4-480-03009-2
0197
-12-8
1996/03/21
文庫判
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頁中国旅行記ではあるが単なる旅行記ではない。そこに住む人間と彼らの生活に鋭い視線が向けられ、心の底にひそむ複雑な心理を探った短篇58篇を収める。皮肉屋モームの目に、万里の長城は、大河は、中国人の生活は、そこに暮らすヨーロッパ人はどう写ったか。新訳で紹介。
開幕
奥方の客間
蒙古人の隊長
転石
大臣
晩餐会
天の祭壇
神の下僕
宿屋
光華穴
恐怖
絵
国王陛下の外交官
アヘン窟〔ほか〕
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