G.ガルシア=マルケス
( がるしあ=まるけす,G )1928年、コロンビアに生まれる。ボゴタ大学中退後新聞記者となり、ヨーロッパ、ベネズエラなどでジャーナリストとして活動。そのかたわら小説を執筆し、1955年、処女短篇集『落葉』を出版。1967年発表の『百年の孤独』で世界的に評価される。1982年ノーベル文学賞受賞。主な作品に『族長の秋』『エレンディラ』などがある。
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円978-4-480-03023-8
0197
-5-2
1995/03/23
文庫判
224
頁本書は、1958年、雑誌記者としてベネズエラに入国したマルケスが遭遇したペレス・ヒメネス独裁政権の崩壊と当時の民衆の生活に取材したルポルタージュである。この時期は、ジャーナリストとして頂点を迎えたマルケスがしだいに小説家ガルシア=マルケスに移行していく、いわば転換期にあたっており、のちの小説の核となった出来事も多く含まれている。
市民が通りを埋めた日
戦う聖職者
命の猶予は十二時間
杭につながれて四年
潜伏からの帰還
さよならベネズエラ
七つの死―真相を追って
1958年6月6日、干上がったカラカス
ベネズエラは犠牲を払うに値する
ベ?lズエラを揺さぶった七十二時間
続七十二時間・憶測の彼方で議長は一服
貧困のなかの楽園
セネガルの譲渡
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