氷室冴子
( ひむろ・さえこ )1957年生まれ。北海道岩見沢市出身。1977 年「さよならアルルカン」で第 10 回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。著作に『なんて素敵にジャパネスク』『クララ白書』『海がきこえる』などが多数。 2008 年逝去。
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「あたしもいっぱしの女なんだから、しっかりしなきゃ」。男友だちの言葉になるほどと思い、事あるたびにこう呟くことを処世術にしてきた。女の友情のすばらしさとはかなさ、男からの心ない一言、親のすさまじい結婚攻勢…次々におそいかかる日常の様々を、素直に、鋭く、そして圧倒的にたくましく書き上げられた、胸のすくエッセイ集。高泉淳子さん(遊・機械全自動シアター)との対談付き。
いっぱしの女の“夢の家”
いっぱしの女のため息
いっぱしの女から男たちへ
いっぱしの女の生きる時代
対談―いっぱしの女 大いに語る(高泉淳子+氷室冴子)
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