赤瀬川原平
( あかせがわ・げんぺい )1937年横浜生まれ。画家。作家(尾辻克彦)。60年代には「ハイレッド・センター」など前衛芸術家として活動、70年代には「櫻画報」など独自の批評を盛り込んだイラストレーターとして活躍、81年には『父が消えた』で芥川賞を受賞。1986年、藤森照信、南伸坊らと「路上観察学会」を結成。他に高梨豊、秋山祐徳太子との「ライカ同盟」、山下裕二との「日本美術応援団」の活動がある。2014年没。
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中古カメラ・ウィルスに侵されると、次々にカメラが欲しくなる。かくして、デパートの中古カメラ市や街中のカメラ屋を物色する日々が続く。ウィンドウごしの熱い視線。あれも欲しい!これも買いたい。手に取ってシャッターを切りたい。欲望が高じて購入したもの、カメラ博物館で出会った珍なるもの…。著者が手にした数々のカメラをイラスト入りで紹介。
ちょっと撮ってみました
古式カメラのお作法について
ご馳走の詰まった―コニレット1
スイス製の宮本武蔵―アルパ7
黒い漆塗りの小函―バンタム・スペシャル
戦場のカメラ―九九式極小型航空写真機
馬面ハギみたいな―フェド4
中に刃物を含んだカメラ―キネ・エキザクタ
人力自動巻きカメラ―ロボット1
飛行機には乗れないカメラ―ドリュー2〔ほか〕
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