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定価

792

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03478-6

Cコード

0198

整理番号

-28-2

1999/05/24

判型

文庫判

ページ数

304

解説

内容紹介

「民」という字の本当の意味は?「料理」は中国人に通じない?「銀行」は何語?「熊の掌」はうまいのか?などなど、長年代々木ゼミナールで大人気漢文講義を続けてきた著者が、食の話、糞尿譚、残酷誌など豊富なエピソードで、一見小難しい漢文を楽に楽しく読み解く方法を伝授。

目次

第1部 字と句の部(漢字をカンジてみよう
なにか誤用はありませんか
中国の街角で)
第2部 文と詩の話(故事成語こぼれ話
迷(名)君珍臣列伝
漢文食いっ話、飲みっ話
中国糞尿譚 ほか)

著作者プロフィール

多久弘一

( たく・ひろいち )

大連生まれ。中国在住20余年。その間、北京大学に留学、旧制奉天第一中学校等に勤務。終戦時、国立瀋陽医学院(旧満州医科大学)東洋医学研究所、岡西為人博士のもと留用日僑となる。帰国後、大学・高校教師を経て、代々木ゼミナール講師を40年以上、その後、同校校長を務めた。主な著書に『漢文楽話』『新版漢文解釈辞典』『香林寺本・?源詩集・読解篇』等がある(著者写真:原敬明)。

この本への感想

漢文というと難しいとか大学受験で苦しんだとか、あまり良いイメージがないのは事実。でも、この多久先生の「漢文楽話」は、それらイメージのまったく逆である。「楽しい」「ためになる」「知らなかった」「なるほど」のオンパレードである。片意地張らずに気楽に読み、楽しめる。さらに、読みながら歴史や中国文学の知識が身につくのである。勉強から離れたサラリーマン世代が通勤途中で読むのにもってこいの書籍です。ぜひ、電車の中で生きた知識をつけましょう。

あゆ

さん
update: 2008/05/23

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