loading...

ちくま文庫

おんなたちの町工場

定価

638

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03629-2

Cコード

0195

整理番号

-18-2

2001/04/10

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

日本の最先端技術を支える町工場。しかし、その町工場は男たちだけのものではなかった。「粋な旋盤工」小関智弘が訪ね歩いた町工場のおんなたち。機械工、CADの設計士、手帳屋、仕立て屋、印刷工…男社会にもまれ、時代にもまれた彼女たちが、明るくたくましく生きる姿を絶妙な筆致で描き出す。

目次

まだ見ぬ女性たちよ―まえがきにかえて
草の匂いのする女工さん―本田はなさん
つつましい豊かさ―三上久さん
「ひとつぼ君」はわたしの機械―阿部悦子さん
おんなの細腕・井桁の支柱―中西世津子さん
定年知らずのめおと工場―西山紀子さん
CADに挑む青春―奥山理恵さん・安達美幸さん
働けば、八起き―植松愛子さん
掴みボクロのしあわせ―須山ゆき子さん
何かをやりとげてみたかった―田部井洋子さん〔ほか〕

著作者プロフィール

小関智弘

( こせき・ともひろ )

1933年生まれ。町工場の旋盤工として51年間働き続けたが、現在は作家として執筆に専念している。主な著書に『大森界隈職人往来』『粋な旋盤工』『羽田浦地図』『鉄の花』『職人学』『鉄を削る 町工場の技術』『春は鉄までが匂った』『仕事が人をつくる』『ものづくりに生きる』『町工場巡礼の旅』など。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本