小島貞二
( こじま・ていじ )1919年3月、愛知県豊橋市生まれ。新聞記者、放送作家を経て演芸・相撲評論家。日本放送作家協会会員、国立劇場演芸場運営委員、笑芸研究「有遊会」代表、相撲研究「貞友会」顧問、朝日新聞千葉版「千葉笑い」選者。著書に『落語名作全集』全7巻『漫才世相史』『びんぼう自慢』(編)『決定版・快楽亭ブラック伝』「相撲丸豆本」全10巻『力士雷電』全3巻『定本艶笑落語』全3巻『禁演落語』など150冊余。2003年6月24日、逝去。
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酒飲み、どろぼう、男と女…昭和十六年十月、戦時下にふさわしくないとして落語界が自主的に浅草の「はなし塚」に埋めた落語五十三篇を収録。また戦後の昭和二十二年五月、GHQ(連合国総司令部)の命令によって新たに「禁じられた」落語二十篇についての詳細な解説を付す。文庫オリジナル。初めての禁演落語集。
開口一番「禁演落語」とは?
禁演集・前篇(一つ穴
庖丁
にせ金 ほか)
中入り「廓ばなし」の世界
禁演集・後篇(突き落し
ひねりや
辰巳の辻占 ほか)
占領下の「禁演落語」
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