田中小実昌
( たなか・こみまさ )1925年東京生まれ。東京大学文学部哲学科中退。バーテン、香具師などを転々とする。J.H.チェイス、R.チャンドラー、C.ブラウンの名訳で知られる。「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」で第81回直木賞、『ポロポロ』で第15回谷崎潤一郎賞を受賞。2000年2月アメリカで客死。
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飄々とした人柄と軽妙な文体で、没後もなお人気を集める作家田中小実昌(通称コミさん)の、長らく入手困難だった作品を中心に編まれたエッセイ・コレクション。第1巻は、自分自身について、作家・友人たちとの交遊、家族との生活、女性たちとの色っぽい関係などを扱った作品を収録。
第1章 ぼく
第2章 おんなたち
第3章 酔払交遊録
第4章 作家たち
第5章 家族オペレッタ
第6章 戦友・旧友
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