川本三郎
( かわもと・さぶろう )川本 三郎(かわもと・さぶろう):1944年、東京生まれ。新聞社勤務を経て、評論・翻訳活動に入る。訳書にカポーティ『夜の樹』『叶えられた祈り』、近著に『映画の木洩れ日』『ひとり遊びぞ我はまされる』など。
loading...
変化が激しく、これまでの生活が次々に過去へと押しやられていく都市・東京では、ついこのあいだまであった風景が、次々と消えていく。佃島の船溜りや人形町の路地など、東京にところどころ残っている“昔”の姿や小説や映画の中に描かれている古き良き東京の姿を綴ったエッセイ38篇を収録。
プロローグ 失われた町の香り
第1部 「お散歩に行かないこと?」
第2部 都電に乗ってデパートへ
第3部 Shall Weカメラ?
第4部 「町っ子」、町を描く
第5部 お化け煙突と佃の渡しと
第6部 「良い子の住んでる良い町は」
第7部 ただいま「普請中」
エピローグ 銀座裏に橋が残っていた
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。