松谷みよ子
( まつたに・みよこ )1926年東京に生まれる。作家。「びわの実学校」同人。坪田譲治に師事。『龍の子太郎』で国際アンデルセン賞優良賞受賞。『ちいさいモモちゃん』で野間児童文芸賞を受賞。『あの世からの火』(小学館文学賞)、『現代の民話』『松谷みよ子の本』(全10巻 巌谷小波賞)『あの世からのことづて』他著書多数。松谷みよ子民話研究室主宰。
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ただ不思議としか言いようがない。夢による死のサイン。死ぬ前に出歩く魂や、火の玉の話。全国各地に似た話がいっぱい。遠いはるかな昔から、夢は、ひとりひとりを異次元世界へ連れていく橋のようなものだった。時間・空間の枠を超え、人間の神秘と深遠を告げる一冊。
第1章 夢の知らせ(未来のできごとを予知する夢
夢による死の知らせ
電話がわりの夢知らせ ほか)
第2章 火の玉(死ぬ前に出た火の玉
死んだ時出た火の玉
死んだあとに出た火の玉)
第3章 ぬけ出した魂(魂が抜ける人
ぬけ出してあそぶ魂
火の玉となって ほか)
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