松谷みよ子
( まつたに・みよこ )1926年東京に生まれる。作家。「びわの実学校」同人。坪田譲治に師事。『龍の子太郎』で国際アンデルセン賞優良賞受賞。『ちいさいモモちゃん』で野間児童文芸賞を受賞。『あの世からの火』(小学館文学賞)、『現代の民話』『松谷みよ子の本』(全10巻 巌谷小波賞)『あの世からのことづて』他著書多数。松谷みよ子民話研究室主宰。
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死んだ自分を見た人の話。自分の戦死を告げに家族の元へきた兵士の話。花野に出たり、死者に手招きされたり、生き返った人たちの話のかずかず。人間ばかりでなく、牛や馬の生まれ変わりまで!神秘に満ちた語りの深奥に日本人の、人類の、未知の部分が、かいま見える。
第1章 あの世へ行った話(あの世への道
川や花野などにでる
極楽
地獄
あの世からの迎え
あの世へ連れて行く
あの世で守る
生き返った話
あの世の存在)
第2章 死の話(死の知らせ
寺へ来る死者
死の予知・予告
戦死を告げに帰った兵隊たち
うらみ
死者からのサイン
死者からの贈り物
死んだあと姿を見せる
蝶や虫になって
幽霊)
第3章 生まれかわり(足のうら・手のひらなどに字
生まれかわりさまざま
生まれかわってたたる
前世の記憶
牛や馬など)
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