松谷みよ子
( まつたに・みよこ )1926年東京に生まれる。作家。「びわの実学校」同人。坪田譲治に師事。『龍の子太郎』で国際アンデルセン賞優良賞受賞。『ちいさいモモちゃん』で野間児童文芸賞を受賞。『あの世からの火』(小学館文学賞)、『現代の民話』『松谷みよ子の本』(全10巻 巌谷小波賞)『あの世からのことづて』他著書多数。松谷みよ子民話研究室主宰。
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女も子供も、機銃掃射は容赦しなかった。撃ってくる米兵の顔をまざまざと見たという証言。未曾有の空襲の実態。広島・長崎の原爆投下。酸鼻を極めた沖縄。食糧難、配給、隣組、引揚げにまつわる話…。銃後のくらしがくっきりと浮かびあがり、庶民の心がほとばしる。
第1章 思想弾圧・禁止
第2章 銃後のくらし
第3章 女たちの苦労
第4章 食糧難
第5章 空襲
第6章 原爆
第7章 沖縄戦
第8章 敗戦のころ
第9章 引揚げ
第10章 夢・死の知らせ・祈り
第11章 鳥の声・涙川・爆弾池
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