松谷みよ子
( まつたに・みよこ )1926年東京に生まれる。作家。「びわの実学校」同人。坪田譲治に師事。『龍の子太郎』で国際アンデルセン賞優良賞受賞。『ちいさいモモちゃん』で野間児童文芸賞を受賞。『あの世からの火』(小学館文学賞)、『現代の民話』『松谷みよ子の本』(全10巻 巌谷小波賞)『あの世からのことづて』他著書多数。松谷みよ子民話研究室主宰。
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斧をあてたとたん、伐ろうとした木が震え出し、ざわめいた話。木の精霊の凄まじいまでの怒り。大地の精霊である蛇―あるときはたたりを、またあるときは福運をもたらす。古くから伝わる蛇聟や蛇女房の話。木と蛇の霊性・信仰・祖神性を全国各地から集める巻。
第1章 木霊(木霊考
木の精霊
木が死ぬ・木に守られる・木を守る
戦争と木
暮しのなかの木)
第2章 蛇(蛇考)
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