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ちくま文庫

怪奇探偵小説名作選 8

——日影丈吉集

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03835-7

Cコード

0193

整理番号

-35-13

2003/07/09

判型

文庫判

ページ数

512

解説

内容紹介

博識に裏打ちされた端正なダンディズム。淡い郷愁が漂う日影丈吉の迷宮へと誘う精選短篇集。江戸川乱歩と折口信夫に絶賛されたデビュー作「かむなぎうた」を含む十六篇。

目次

かむなぎうた
狐の鶏
奇妙な隊商
東天紅
飾燈
鵺の来歴
旅愁
吉備津の釜
月夜蟹
ねずみ
猫の泉
写真仲間
饅頭軍団
王とのつきあい
粉屋の猫
吸血鬼

著作者プロフィール

日影丈吉

( ひかげ・じょうきち )

日影 丈吉(ひかげ・じょうきち):1908年、東京都生まれ。小説家、翻訳家、料理研究家。アテネ・フランセ卒業。フランス語教師および料理研究・指導者等を経験したのち、49年『かむなぎうた』でデビュー。56年「狐の鶏」で日本探偵作家クラブ賞、90年『泥汽車』で泉鏡花文学賞を受賞。代表作に『真赤な子犬』『内部の真実』『応家の人々』『女の家』等、訳書にボアロー、ナルスジャック『死者の中から』、ジョルジュ・シムノン『メグレと老婦人』、ガストン・ルルー『黄色い部屋の秘密』『オペラ座の怪人』等多数。91年没。

日下三蔵

( くさか・さんぞう )

1968年、神奈川県生まれ。SF・ミステリ評論家、アンソロジスト。ちくま文庫では山川方夫、都筑道夫、田中小実昌、結城昌治など多数の編書を手がける。

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