ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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何ごとにつけても耽溺しなけりゃ意味がない。芸能、映画、ジャズに対する色川武大の幼いころからの傾倒ぶりは、まさに壮絶のひとこと。林家三平、古川ロッパなど、芸人たちへの視線は、「規範」を重んじる姿勢と、社会をはみ出してしまう生き方への共感から、ときに厳しく、ときに暖かい。ノスタルジーのみならず、「芸」の本質を射抜いた名エッセイ群をここに集結。
戦後史グラフィティ
1 芸人たち(PART2(『あちゃらかぱいッ』からの一篇)
可楽の一瞬の精気
林家三平の苦渋 ほか)
2 唄(みっちゃんみちみち
おまんこの唄
流行歌手の鼻祖―二村定一のこと ほか)
3 映画(化け猫と丹下左膳
故国喪失の個性―ピーター・ローレ
チャンバラ映画の悪役たち ほか)
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