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ちくま文庫

雑談にっぽん色里誌 仕掛人編

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03907-1

Cコード

0195

整理番号

-36-3

2004/03/10

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

吉原大学優等生にして当代一の色里通・小沢昭一とプロのショーバイニンたちとの興味津々の四方山話。浅草十二階裏の私娼窟「銘酒屋」の賑わいから、戦時中に大陸で従軍慰安所を経営した女衒の苦労、七十歳にして現役の街娼の心意気、北の端から南の果てまで遊び巡った粋人の放埓人生など、色里に生きた“漂泊民”たちの性史をたどるインタビュー集。

目次

浅草の「銘酒屋」―松蔭夫妻
従軍慰安所―須川昭さん
七十歳の現役春婦伝―神田千代さん
にっぽん色里通―石沢徳太郎さん

著作者プロフィール

小沢昭一

( おざわ・しょういち )

昭和4年、東京生まれ。早稲田大学卒業。俳優座養成所をへて、昭和26年俳優座公演で初舞台。以後、新劇・映画・テレビ・ラジオと幅広く活躍。一方、民俗芸能の研究にも力をそそぎ、レコード「日本の放浪芸」シリーズの製作により、昭和49年度芸術選奨新人賞を受賞。著作活動も、著書『ものがたり・芸能と社会』(新潮学芸賞)のほか『珍奇絶倫小沢大写真館』(ちくま文庫)、『小沢昭一百景 随筆随談選集』(全6巻 晶文社)、『放浪芸雑録』(白水社)など多数。平成6年度、紫綬褒章受章。平成12年「紀伊國屋演劇賞個人賞」「読売演劇大賞優秀男優賞」を受賞。平成13年度、勲四等旭日小綬章受章。平成17年、朝日賞受賞。平成24年12月10日、逝去。

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