ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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これが野坂少年の見た戦争の姿だ。空襲で家族を失い、生き残った幼い妹も餓死してしまう(この原体験は小説「火垂るの墓」になった)。戦争の記憶は、全共闘支持表明、参議院選立候補へと発展していく。それは、日本という国を再び戦火にまみえさせてはならない、という必死の行動だ。第2巻では、今こそふり返るべき野坂の政治的実践を凝縮した。
1 焼跡からの出発
2 政治への転回
3 “破滅芸人”奮戦す
4 生のリアルを凝視する
5 政治の言葉、言葉の政治
6 再び焼跡から
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