ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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日常生活の問題を研究対象とするカルチュラル・スタディーズは、理論と実践をつなぐ運動である。サブカルチャー、メディア、ジェンダー、エスニシティ…などの研究を通じてカルチュラル・スタディーズが目指しているものは何か。体制的なものと反体制的なもの、権威の中心と外側、といった二項対立を突き崩しながら文化と政治の関係を考える、最も新しい理論/実践の運動を始めるための入門書。
第1章 カルチュラル・スタディーズとは何か(イギリスにおける前史
フランクフルト学脈とカルチュラル・スタディーズ
構造主義と記号論
バーミンガム現代文化研究センターとサッチャリズムの時代 ほか)
第2章 何を扱っているのか(メディアを研究すること
サブカルチャー論
カルチャル・スタディーズのフェミニズム
人種主義・本質主義・警察的管理 ほか)
第3章 カルチュラル・スタディーズの現在(日本におけるカルチュラル・スタディーズ
都市研究と空間論的転回)
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