清水良典
( しみず・よしのり )1954年、奈良県に生まれる。立命館大学文学部卒業。愛知県立小牧工業高校の国語科教諭を経て、現在、愛知淑徳大学教授。共著書(梅田卓夫、服部左右一、松川由博)『風が記憶する』(作品集・私家版)1984年『国語表現・教材資料集』(生徒用・非売品)1985年『高校生のための文章読本』(筑摩書房)1986年『高校生のための小説案内』(筑摩書房)1988年『新作文宣言』(筑摩書房)1989年『表現改訂版』(筑摩書房高等学校用教科書)
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文章を書くのは正直しんどい。さまざまな約束ごとがうるさいし、自分の内面や教養までがもろに評価されかねないのは相当の重圧だ。…それでも、迷ったり悩んだりしながら、結果的に書けたときの歓びは格別である。なぜか?それは、文章を書くことが、とりもなおさず「自分」をつくることだから。旧来の窮屈な文章観を駆逐し、自分にしか書けないことを楽しみながら書くコツを手ほどきする革命的な文章読本。
第1章 文章の時代(どこにも文章がある
奴隷の作文
文章というジャンル)
第2章 純文章とは何か(「文」と「文学」のあいだ
純文章に何ができるか
文のパノラマ)
第3章 自分づくりの文章(わたし・僕・自分
「完成」という幻想
ひとは作文体)
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