梅田望夫
( うめだ・もちお )ミューズ・アソシエイツ社長。1960年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。東京大学大学院情報科学科修士課程修了。94年から米国シリコンバレー在住。著書に『ウェブ進化論』『ウェブ時代をゆく』(ちくま新書)、『ウェブ時代5つの定理』(文芸春秋)、『シリコンバレー精神』(ちくま文庫)『iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう』(iPhone/iPad用電子書籍、産経新聞出版)など。
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職をめぐって世界中の人々と競争しなければならない状況がすぐそこまで来ている。一方、知識の陳腐化も激しくなるばかりだ。そんな時代に、人生を切り開いていくための強力な道具は「ウェブ」である。今や、グローバルウェブは「知の宝庫」となり、それを利用した新しい学びである「オープンエデュケーション」が、アメリカ発で全世界に拡がりつつある。本書では、革命的ともいえるそのムーブメントの核心をとらえ、学びの進化とウェブの可能性について、専門家二人が徹底的に考え抜く。
第1章 ウェブ進化が人生を増幅する(人生を切り開いていくための強力な道具
「知の宝庫」たるウェブ ほか)
第2章 オープンエデュケーションの現在(ウェブによって生まれ変わったオープンエデュケーション
オープン・テクノロジー、オープン・コンテンツ、オープン・ナレッジ ほか)
第3章 進化と発展の原動力(「逆転の発想」から始まったMITオープンコースウェア
「互助精神」「フロンティア精神」「いたずら心」「宗教的信念」 ほか)
第4章 学びと教えを分解する(オープンコースウェアは誰がどのように使っているか
アメリカの大学と「閉じ込めのシステム」 ほか)
第5章 オープンエデュケーションと日本人、そして未来へ(「残りのすべての人々のため」の教育?
英語圏と非英語圏で違いはあるか ほか)
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