豊田義博
( とよだ・よしひろ )1983年東京大学理学部卒業後、リクルート入社。就職ジャーナル、リクルートブックの編集長などを経て、現在は、リクルートワークス研究所主幹研究員。主な著書に『就活エリートの迷走』(ちくま新書)、『「上司」不要論。』(東洋経済新報社)、『新卒無業。』(共著、東洋経済新報社)などがある。
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エントリーシートを綿密に作りこむ。面接対策をぬかりなく講じる。まるで受験勉強に勤しむような努力をして、超優良企業へと入社していく「就活エリート」。新卒者の勝ち組たる彼らが、いま、多くの職場で、戦力外の烙印を押されている。「スター願望」ともいうべき偏狭なキャリア意識に自縄自縛となり、スタートラインでつまずいているからだ。採用試験では高い評価を得たはずの就活エリートが、なぜ、入社後に迷走するのか?リクルートで長年にわたって就職情報に携わり、採用現場の表と裏を熟知する著者が、就活のあり方と若者のメンタリティを分
序章 あれから13年がたった。
第1章 優秀な若手を襲う「キャリアの危機」
第2章 就職活動は、どのようにして「就活」になったのか?
第3章 自己分析がもたらす悲劇
第4章 面接という舞台が生む錯綜
第5章 会社に“恋”をするという不幸
終章 就活改革のシナリオ
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