長谷川櫂
( はせがわ・かい )1954年生まれ。俳人。俳句結社「古志」前主宰、朝日俳壇選者、季語と歳時記の会(きごさい)代表。90年、『俳句の宇宙』でサントリー学芸賞、2003年、第五句集『虚空』で読売文学賞受賞。著書『日本人の暦』(筑摩選書)、『「奥の細道」をよむ』(ちくま新書)、『四季のうた』『俳句的生活』(以上、中公新書)、『一億人の俳句入門』『句会入門』(以上、講談社現代新書)、『震災歌集』『震災句集』(中央公論新社)など。
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古今の名句が織り成す四季模様。野山の花と言葉が出会う奇蹟。花を詠んだ古今にあまたある俳句から、約三百句を選りすぐり、歳時記の代表的な花ごとに整理。折々の美しい写真を添えて、全句の鑑賞のポイントを解説する。
冬の花(松
寒牡丹 ほか)
春の花(梅
椿 ほか)
夏の花(牡丹
薔薇 ほか)
秋の花(朝顔
芙蓉 ほか)
各地の花(北海道
高山植物 ほか)
文学の花(万葉集
源氏物語 ほか)
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