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ちくま新書

これからの日本、これからの教育

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07106-4

Cコード

0237

整理番号

1288

2017/11/07

判型

新書判

ページ数

272

解説

内容紹介

一人ひとりの生きる力をサポートするのが教育の使命。その思いのもと、どんな人でも、いつでもどこでも学べるよう改革を進めてきた二人の文部官僚。復古的なナショナリズムと、弱肉強食を放置する市場主義が勢いを増すなかで、加計学園の問題は起きた。この問題を再検証し、生涯学習やゆとり教育、高校無償化、夜間中学など一連の改革をめぐって、とことん語り合う。これからの日本、これからの教育を展望する希望の書である。

目次

第1章 「命がけ」の文部官僚
第2章 改革派の誕生
第3章 このクビと引き換えにしてでも…
第4章 国民のみなさんに、問いたいこと―加計問題と教育行政のゆくえ
第5章 人間の、人間による、人間のための教育
最終章 読者のみなさんへ

著作者プロフィール

前川喜平

( まえかわ・きへい )

1955年生まれ。東京大学法学部卒業。79年、文部省(当時)へ入省。宮城県教育委員会行政課長などを経て、2001年に文部科学省初等中等教育局教職員課長、10年に大臣官房総括審議官、12年に官房長、13年に初等中等教育局長、14年に文部科学審議官、16年に文部科学事務次官を歴任。17年、退官。現在、夜間中学の講師として活動。

寺脇研

( てらわき・けん )

1952 年生まれ。東京大学法学部卒業。75年、文部省(当時)へ入省。92年に文部省初等中等教育局職業教育課長、93年に広島県教育委員会教育長、97に文部省生涯学習局生涯学習振興課長、2001に文部科学省大臣官房審議官、02年に文化庁文化部長等を歴任。06年、退官。現在、京都造形芸術大学教授。著書に『それでも、ゆとり教育は間違っていない』(扶桑社)、『官僚批判』(講談社)、『文部科学省』(中公新書ラクレ)ほか多数。

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