ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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天然の水鏡、銅鏡、そしてガラスの鏡―。すべてを容れる鏡は、古今東西の人間の心にどのような光と迷宮とをもたらしてきたか。ギリシア、中国、日本では…。仏教では…。レヴィ・ストロース、ボルヘス、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ルイス・キャロス、李白、釈迢空は…。鏡面の多彩なきめらきを写しとりながら、テオーリア(観照)はつづく。
第1部 鏡のテオーリア(歩む鏡
向きあった鏡
見ることは見られること
まなざし
見ることは驚くこと ほか)
第2部 鏡をめぐる断章(眼の月
アルキメデスの凹面鏡
バックミラー考
灼きつく影
世界の鏡 ほか)
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