ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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漢の高祖(前206)から、新の王莽(23)まで、『史記』に次ぐ第二番目の中国正史『漢書』全100巻(現行120巻)。帝王の業績「帝紀」、系譜の「表」、文化・地理などの「志」、人々の事蹟「列伝」、その記述は、歴史における個人の役割を重視した。人々の生きざまを、その弱さ愚かさをも含めて克明に描き、人間の運命を洞察する歴史文学として底知れぬ魅力をたたえ、後世史家の範となる。儒教を国教とした董仲舒、『史記』の作者司馬遷、シルクロードを開いた張騫など、第5巻は、今に伝わる傑出した人々が登場。
張馮汲鄭伝第二十
賈鄒枚路伝第二十一
竇田灌韓伝第二十二
景十三王伝第二十三
李広蘇建伝第二十四
衛青霍去病第二十五
董仲舒伝第二十六
司馬相如伝第二十七上
司馬相如伝第二十七下〔ほか〕
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