ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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漢の高祖(前206)から、新の王莽まで、『史記』に次ぐ第二番目の中国正史『漢書』全100巻(現行120巻)。帝王の業績「帝紀」、系譜の「表」、文化・地理などの「志」、人々の事蹟「列伝」、その記述は、歴史における個人の役割を重視した。人々の生きざまを、その弱さ愚かさをも含めて克明に描き、人間の運命を洞察する歴史文学として底知れぬ魅力をたたえ、後世史家の範となる。「心の憂うる、涕すでに隕つ」。人間は、それぞれの運命を背負い、いかに生きるべきか。本書は、中国古代を彩る無名なるがゆえの輝きの数々。
東方朔伝第三十五
公孫劉田王楊蔡陳鄭伝第三十六
楊胡朱梅云伝第三十七
趙充国辛慶忌伝第三十九
傅常鄭甘陳段伝第四十〔ほか〕
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