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ちくま学芸文庫

漢書 8 列伝5

創業70周年記念復刊

水のみなぎって天にはびこるごとく、漢帝国を奪った王莽は英雄か賊臣か。その出自と家系を語り、漢帝国の崩壊を描く圧巻。

定価

2,090

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08408-8

Cコード

0122

整理番号

-10-8

1998/05/08

判型

文庫判

ページ数

624

解説

内容紹介

漢の高祖(前206)から、新の王莽(23)まで、『史記』に次ぐ第二番目の中国正史『漢書』全100巻(現行120巻)。帝王の業績「帝紀」、系譜の「表」、文化・地理などの「志」、人々の事蹟「列伝」、その記述は、歴史における個人の役割を重視した。人々の生きざまを、その弱さ愚かさをも含めて克明に描き、人間の運命を洞察する歴史文学として底知れぬ魅力をたたえ、後世史家の範となる。水のみなぎって天にはびこるごとく、漢帝国を奪った王莽は英雄か賊臣か。第8巻は、王莽の出自と家系を語り、漢帝国の崩壊を描く圧巻。

目次

西南夷両粤朝鮮伝第六十五
西域伝第六十六
外戚伝第六十七
元后伝第六十八
王莽伝第六十九
叙伝第七十

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