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定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08472-9

Cコード

0198

整理番号

-5-2

1999/03/10

判型

文庫判

ページ数

384

解説

内容紹介

ギリシア・ローマ、そしてルネサンス以来の芸術の伝統を遮断し、近代・現代の幕を開いた重要な概念「モデルニテ」(現代性)とは何か。ボードレールによって生命を与えられた「モデルニテ」は、道徳的であると同時に野蛮であり、進歩的であると同時に反動的な様相すら帯びる。それは、たんなる美学的概念にとどまらず、強烈な同時代の主張となり、歴史的な概念ともなった。近代芸術の祖ボードレールの「モデルニテ」を理解するためのもっとも重要な論考「現代生活の画家」「ウージェーヌ・ドラクロワの作品と生涯」「1859年のサロン」他を収録。

目次

美術批評2(1859年のサロン
現代生活の画家
画家たちと腐蝕銅版画家たち
ウージェーヌ・ドラクロワの作品と生涯)
音楽批評(リヒァルト・ヴァーグナーと『タンホイザー』のパリ公演
リヒァルト・ヴァーグナーへの書簡)

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