ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,870
円978-4-480-08649-5
0114
-3-4
2001/11/07
文庫判
544
頁『神話から物語へ(ハディングスのサガ)』は、サクソ・グラマティクス『デーン人の事績』中の一物語の研究。特定著者による神話の翻案・変奏の手法分析の試みは、文芸理論として読むこともできよう。『戦士の幸と不幸』は、第二機能に焦点を合わせた重要作。戦士および戦士機能が宿命的に帯びる諸相、その栄光と悲惨、功業と罪と罰がいきいきと描かれる。比較の触手は北米インディアンの儀礼にまで伸び、いっそう広範な視野をもった。ともに本邦初訳。デュメジル神話論集成たる本コレクション全四巻は、ここに完結を迎えた。
神話から物語へ(ハディングスはヴァイキングのハスティングではない
ハディングスとヴァン神ニョルズ
ハディングスの二つの生
最初の神話的脱線
第二の神話的脱線
ハッディング一族)
戦士の幸と不幸(奉仕
宿命
昇格)
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