loading...

ちくま学芸文庫

気流の鳴る音

—— 交響するコミューン

カスタネダの著書に描かれた異世界の論理に、人間ほんらいの生き方を探る。現代社会に抑圧された自我を、深部から解き放つ比較社会学的構想。

定価

1,056

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08749-2

Cコード

0136

整理番号

-22-1

2003/03/10

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

「知者は“心のある道”を選ぶ。どんな道にせよ、知者は心のある道を旅する。」アメリカ原住民と諸大陸の民衆たちの、呼応する知の明晰と感性の豊饒と出会うことを通して、「近代」のあとの世界と生き方を構想する翼としての、“比較社会学”のモチーフとコンセプトとを確立する。

目次

気流の鳴る音(「共同体」のかなたへ
カラスの予言―人間主義の彼岸
「世界を止める」―“明晰の罠”からの解放 ほか)
旅のノートから(骨とまぼろし(メキシコ)
ファベーラの薔薇(ブラジル)
時間のない大陸(インド))
交響するコミューン(彩色の精神と脱色の精神―近代合理主義の逆説
色即是空と空即是色―透徹の極の転回
生きることと所有すること―コミューン主義とはなにか ほか)

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま学芸文庫」でいま人気の本

いま話題の本