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ちくま学芸文庫

『正法眼蔵』読解10

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08830-7

Cコード

0115

整理番号

-17-10

2005/05/10

判型

文庫判

ページ数

448

解説

内容紹介

日本文化史上、また仏教思想史上屈指の名著『正法眼蔵』。古来、難解をもって聞こえてきたが、そこでは一体何が語られているのか。その真髄はテクストにある。テクストとは、ただひたすら読み解かれるべきものとして現前する。読むということは、既得の知識を本文に当てはめたり、本文から新たな知識を獲得することではない。逆にあらゆる知識の束縛を打ち破り、そこから抜け出していく行為なのだ。常に世界へ、未来へと開かれている『正法眼蔵』の「七十五巻本」と「十二巻本」の全文を各段落ごとに掲げ、それぞれを精緻に読み解く。第10巻は、「十二巻本正法眼蔵」の第十・四禅比丘より第十二・八大人覚までと、辧道話、生死などを収録。全10巻。

目次

新草第十―四禅比丘
新草第十一―一百八法明門
新草第十二―八大人覚
別本―三時業
拾遺―辧道話
拾遺―菩提薩〓(た)四摂法
拾遺―法華転法華
拾遺―生死
拾遺―唯仏与仏
別本―辧道話
重雲堂式
示庫院文

著作者プロフィール

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