ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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日本人の心の原像とは何か?われわれの祖先たちはいかなる意識をもってこの火山列島に生き、またそれはどのようにわれわれの心に刻みこまれているのか?原始の日本人の呪術的想像力と古代的社会機構によるその変容のプロセスに、徹底した実証と渾身の学問的想像力で迫る記念碑的作品『火山列島の思想』(1968年)、および物語論考「歌語りの世界」「フィクションの出現」「夢の浮橋再説」などから編む「益田勝実の仕事」の全貌。
1 火山列島の思想(黎明―原始的想像力の日本的構造
幻視―原始的想像力のゆくえ
火山列島の思想―日本的固有神の性格
廃王伝説―日本的権力の一源流
王と子―古代専制の重み ほか)
2 (源氏物語の荷ひ手
歌語りの世界
豊蔭の作者
和歌と生活―『源氏物語』の内部から
説話におけるフィクションとフィクションの物語 ほか)
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