ジョルジュ・バタイユ
( ばたいゆ,じょるじゅ )1897-1962年。フランスの思想家。大戦前から戦後にかけて、文学・思想・芸術・宗教学・政治等広範な領域で批評活動を行い、現代に至るまで大きな影響を与えつづけている。思想書:『エロティシズム』『無神学大全』『至高性』他。小説:『青空』『眼球譚』『マダム・エドワルダ』他。
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1,650
円978-4-480-08982-3
0110
-12-7
2006/04/10
文庫判
512
頁1930年代、戦争の予感と不安が立ち込める中、時代に抗してバタイユは、新しい宗教を起こそうと秘密結社「アセファル(無頭人)」を結成。そこでは人身の供犠をも企てたとされ、その活動は構成員に秘密の保持を強い、永く秘匿されてきた。深い沈黙とスキャンダラスな伝聞に包まれ続けた「アセファル」。西欧の歴史と文化の最も嫌悪をもよおさせる暗部に深く踏み込んだその探求は、書簡・回状・記録・規約などを網羅したこの資料集により、始めて暗闘から白日のもとに引き出される。聖なるものの再現と新たな共同体を求めて彷徨った人たちの、希望と批判の交錯する記録。本邦初訳。
一九三六年
一九三七年
一九三八年
一九三九年
補遺
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