ミシェル・フーコー
( ふーこー,みしぇる )1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1969年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没。主著に『精神疾患とパーソナリティ』『狂気の歴史』『臨床医学の誕生』『言葉と物』『知の考古学』『監視と処罰』『性の歴史』がある。
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20世紀の知の巨人フーコーは何を考えたのか。主要著作の内容紹介・本人による講義要旨・詳細な年譜で、その思考の全貌を一冊に完全集約!
1,430
円978-4-480-08997-7
0110
-12-8
2006/11/08
文庫判
336
頁我々が生きている時代を考えるために必要な知の枠組を、根本から変革した20世紀最大の思想家フーコー。本書は、その壮大な思想のエッセンスを集約した必携ガイドブックである。『狂気の歴史』『言葉と物』『知の考古学』『監視と処罰』など主要著作のブックガイドとキーワード解説、フーコー自身が執筆した講義要旨11年分を収録。波乱にみちた生涯を詳述した年譜を付す。『フーコー・コレクション』各巻をはじめ、フーコーの著作を読みたいひとのための、ここから始める一冊。
序 フーコーを読むために
1 思想と著作 ブックガイド・キーワード解説(『狂気の歴史』
『臨床医学』
『レーモン・ルーセル』
『言葉と物』 ほか)
2 講義 コレージュ・ド・フランス講義要旨(研究内容と計画
知への意志(一九七〇‐一九七一年)
刑罰の理論と制度(一九七一‐一九七二年)
懲罰社会(一九七二‐一九七三年) ほか)
3 人と時代 年譜
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